あまちゃん111話 春子の逆襲

あまちゃん　１１１話　あらすじ



■種市とユイちゃんがとっくに終わっていたとはしらなかった。
　アキも「先輩はユイちゃんと‥」とただしていたが
　種市は「ユイは東京に彼氏が欲しかっただけだ。
　東京行きを諦めた時からもう関係は終わっている。」

　無頼鮨での種市のアキを見る目はそういえばそうだった。

■「ずぶんは天野のことが好きだ。いつか思いを伝えたいと思っていた。」

　「もっと早く言やあよかったのに。」というアキに

　「そりゃあ、おめえ、恋愛ご法度だから。」
　
　「まあ、じっくり考えてくれ。」

　と、抑えめな種市。いつも天野！とアキを呼んでいた種市が初めて

　おめえと言っている。

　「やっぱつきあってくれ。おら先輩が好きだ。」

　と見つめ合っている所へ小野寺ちゃんが「アキちゃん。」

　と声をかけてきた。


急いで逃げて隠れるアキ。

小野寺ちゃんの所へファンが来てわっと取り囲んでいる。

その様子をじっと見つめるアキ。

自分は確実のその場にいたのに春子が切れたからデビューできなかった
ママのせいだと悔しがっている。

「アイドルになりた～い！」とトンネルに向かっておもいっきり叫ぶ。



パパの自宅に帰ってきた。

春子がついに探しだしたものは名刺ファイル。

私の影武者やらした奴らのね。

いざの時切り札になると思ってとっておいたのよ。

パパはぎょっとしていた。


■いよいよ春子の逆襲が始まる。

　それは春子を影武者として使った奴らを使うこと。

まずチーフプロデューサーだった柏木。

　お嬢さんの歌の実力は？

　アキの歌の力？

　そんなの別な人に歌わせちゃえばいいのよ。

　（あなたも私に影武者させたでしょう。同じ事をすればいいのよ。）

　春子は嘘に嘘を重ねて交渉を進めていった。

　それはアキにはアイドルになれなかった春子の復讐劇のように見えた。

　交渉は順調に進んで「これから忙しくなるよ。」と春子が言った時

　アキは「今は、やりたくねえ。」と拒む。

　アキは春子のコネで全部うまくいってデビューできても自分では何もしていないので

　納得出来ないのだと至極まっとうな理由を述べる。

同席していた水口が「アキちゃん、世の中にはテレビに出たくても
出られない人がゴマンといるんだよ。」と諭す。

アキは「ズルしてまで仕事欲しくねえ。」と意見するが

春子は「ズルじゃないわよ。」とものすごい剣幕。アキの頬を叩いていたかもしれない。

アキの若者らしい正義感と春子の影武者としてしかそれまでの人生を歩めなかった
悔しさのぶつかり合いをどう折り合いを付けるのか。アキが春子に言われるがままに
デビューすることを喜ぶ子じゃないことはお母さんの春子にはわかるはずだが。
種市先輩との恋の行方も楽しみです。

　

タグ：あまちゃん 111話

あまちゃん 水口がアキのマネジャーに 第109話

会社組織にした春子たち

会社にするのは簡単にできたそうです。

会社を作ったお金の残りで社長にオイスを買って

ホームページを作ったのです。


専業主婦がいきなり社長になってうれしい春子。


パパが昼ごはんにウニを使ってパスタを作ろうと
すると作るならラーメンまでといわれる始末。

昼ごはんは３人でラーメンをすすっている。


喫茶梨明日から組合長たちが電話してきた。

吉田くんが結婚することになってお色直しの間
流すビデオレターの製作依頼の電話だった。

大吉が電話に出たアキに依頼するとそういうことは
事務所を通してと春子に言われてしまい驚いた大吉たち。

春ちゃん変わったな。
いや、正確に言う、とギスギスした女がちょっと優しくなって
またギスギスした女に戻ったんだ。

吉田くんの結婚相手は栗原ちゃんだと知って驚くアキ。
だって栗原ちゃんはストーブさんの‥
ストーブさんは話が面白くなくてって
栗原ちゃんは梨明日の片隅で食事しているストーブさん
を横に平気でそんなことを言っている。

ストーブさんは勉さんから琥珀を買って
裸で悪いけどと結婚祝いを栗原ちゃんに手渡して
喫茶梨明日を出て行った。


捨てちゃえと吉田くんに言われ
ポットに落としちゃった栗原ちゃん。

ストーブさん、悲しいね。
吉田くんはそれほどストーブさん嫌いだったのか。


ビデオレターづくりが初仕事となった。
夕方からはバイトに出かけるとアキ。
アイドルがバイトなんて言わないでと春子。


夕方からは純喫茶アイドルで面接。

GMT5が流れている。
歌っているのは見たこともない、山梨とブラジルのハーフの子ベロニカ。
声はあたしの声だ。


どいつもこいつも覇気がない。
いい大学出てるくせにと春子。


カウンターに座っている水口を指さして
ダメよねと春子に問うアキ。


１０万枚売る予算もついたからもう僕はいらないんだという
水口にそれでも今あんたを雇ったら引き抜いたと思われて
この弱小事務所は生きていけないと答える春子。


けじめを付けたいので電話をしていいかと水口。


電話の相手はユイ。

君との約束が守れないことになった。ごめんね。
君を太巻さんに会わせることが目的だったのにね。

もう諦めてるからとユイは応える。

僕は諦めてないよ。又、お座敷列車でアキちゃんと 歌ってもらうから。満員電車で歌ってもらうから。

水口さん合格
と春子。


やはりミズタク、かっこいいね。諦めていなかったよ。


春子さん会社作ったんだね。
春子さんやると言ったらやるんだね
とユイ。

聞いてないと夏バッパ。


水口とアキはさっそく各事務所周り？


今日からこの子のマネージャーです
と知り合いの事務所関係者に挨拶する水口。


ちょうど小野寺ちゃんと河嶋マネージャーも
向こうで挨拶しているのがわかって物陰に隠れた二人。

鈴鹿ひろ美が声をかけてきた。

あ～ら独立したの？
これから大変よ。
私も２～３年仕事がなくて。
でもこれまま太巻さんのところにいても目が出ないで
干されるよりいいかもね。

あなた（水口）もね。

いつか一緒にお芝居しましょうね。絶対よ。


まあなんとうれしい言葉。鈴鹿ひろ美さんはアキの才能を
認めていたんだろうか。


こんな話をしているうちに小野寺ちゃんと河嶋マネージャーが
こっちに来て、顔を合わせてしまった。

タグ：あまちゃん 第109話

あまちゃん 春子 ステージママ

あまちゃん 春子 ステージママ


あまちゃん　107回では思いっきりのステージママぶりで

笑わせてくれた春子さんでした。「ママが絶対にアイドル

にしてあげるからね」と息巻いていましたね。


さて、108回です。


ところが当面は特にやることもなく家でダラダラ～。


なるほど、あのせりふは勢いで言ってしまったようです。



春子さんはソファに寝そべって所在なさそうに


テレビを見ていました。テレビは「巣立ちの時、


親鳥は特に神経質になります」と言っていました。


春子さん、神経質になってる？





「家事でもするか。」って春子さんは家事をはじめました。


今までは家事はパパがやっていたんですかね。


そしてアキもやることがなく、喫茶「アイドル」

でバイトの道を歩き出しました。


お客さんは、ミズタクのみ。


水口は明治通りのライブハウスでバンドで

ベースやっててそのころ太巻を紹介されて‥

と自分ヒストリーを語り出しました。


太巻にGMTのデビューを押してくれたのかと

聞くと水口は「ごめん」

アキは「ガキの使いじゃあるまいし！」

荒巻と対した水口は

「天野の代わりはいません。」と言った後

のやり取りを話しました。



「天野がいなかったらGMT売れません！

　そんなことがわからないとしたら、社長 　勘が鈍ったんじゃないですか？」



わぁ、水口、かっこいい！ついに言ったのです。
だけども、引き下がる太巻ではありませんでした。



カメラ回せと言った後

「天野がいなかったら売れない？おもしろい。

俺が本気出したら10万枚売ってやるよ。

お前ごときが俺にビジネスを語るなんて！ 目にもの見せてくれるわ！！」



こんな経過でCDは予定通り発売されることになったのです。

声は差し替えられないのでアキの声が残るのだそうです。

声だけか。ママと一緒だ。


太巻と気まずいことになった水口は

琥珀でも掘りに行くかなと言いました。


続いて水口は


アキちゃんの周りには人が集まってきて笑顔になるだろう。

それってアイドルの資質があると思うんだ。




勉さんが電話で

水口、行き詰まっているそうだな？
8500年前から琥珀が待ってるぞ！


ユイが代わって話す。

ユイも水口と同じ事を言う。


「アキちゃんの周りには自然と人が集まってくるんだよ。

それってアイドルの基本だよ。

どこにいても何をしててもアキちゃんはアイドルだよ。

ユイが言うんだから間違いないよ。」


水口には申し訳ないけど同じ言葉でもユイちゃんに
言われたほうがずっとうれしいアキでした。


でも、アキの日常はぱっとしませんでした。


黒川家のリビングでパパはパソコンに向かい

アキは歌の練習をしていました。



マメが床に落ちた音で我に返る春子。


あたし何やってるんだろう！


アキ、アイドルになるんじゃなかったの？

あんた大事なこと忘れてる！


いや、変わっていないのは春子だけ。


アキはアイドルに向けて音程の自主レッスン中。


そして、パパはアキのプロマイドつくり。


あまちゃんですが、歌って踊ってなんでもやります。

なんでも出来ます。お仕事ください。


そのプロマイドを見て閃いた春子。


そうだ！プロダクションつくろう！

3人で会社作ろうよ。


社長は自分で、所属タレントはアキ。


そしてパパはまたまた、運転手。


ついに、スリーJ（ ‘ jjj ’ ）/プロダクション設立。


いよいよ、会社を立ち上げましたよ。うまくいくかな。

種市先輩とのキス、さかなくんの登場が予告で見て取れました。

楽しみな来週です。

タグ：あまちゃん 春子 あまちゃん 春子 ステージママ あまちゃん 春子 会社

あまちゃん 田口トモロヲ プロダクトA 107回

冒頭より男性の声。

今日の語りは能年玲奈さんではなくて男性？


聞いたことあるなあと思っていたらプロダクトAの文字

そして田口トモロヲオさんの声と文字。

懐かしいなあ。今日のはプロジェクトX風なんだ！！



太巻が新しく世に出すテープのアイドルグループの

レコーディングに向かった。


この日録った音源を聞いた太巻の反応は厳しかった。




緊張、そして緊張。

太巻の目に鋭い光が宿った。

クリエーターの目だ。

スタッフに歌い出しを指示しまた聴く。

そのたびに楽曲に命が吹き込まれ、また変化していく。

まさに太巻マジックだった。



数日後、ちょっとしたトラブルが発生する。

これ、録り直してください。

「地元に帰ろう」のラフミックスを聴いて、

メンバーの保護者のひとりが、

クレームをつけてきたのだ。


スタッフに緊張が走る。

メンバーにも緊張が走る。




アキたちが歌った「地元に帰ろう」とは、

全く違う仕上がりになっていた。



私。レコーディングに立ち会ったんです。 うちの娘、こんな声じゃない。 ロボットみたいな宇宙人みたいな声よ。 なんか機械でやったでしょう。ほらこれよ！



太巻は最初聞いて面白くなかったから

そうしたと言う。



面白くないと何がいけないの。 売れれば何をやってもいいということですか。


春子がまくし立てていく。


太巻は地方色を全面に押し出しただけでは

インパクトがないのでテクノだとかハウスだとか

近代的なギミックを応用してやったのだと。


良かれと思ってやったのは分かったので文句はありません。

一つ問題なのは本人たちの了承を得たのかってこと。


プロデューサーのひらめきだという太巻に春子は

アキはどう思っているのか聞いた。

年か変な感じ。でもみんなはかっこいいねって。

近未来だねって。


みんなじゃなくてアキは？
と重ねて尋ねる春子。


変な感じ。


何？何？ここでは変なものを変と言ったらいけないんだ。 社長に何も意見できないんだここでは。 この人そんなに偉いんですか。


こんなの誰が歌っても同じじゃないですか。

歌い手に対する配慮が足りないと思います。

歌番組はどうするの。

得意の口パクですか？ うちの娘、鈴鹿ひろ美と一緒にしないで。


今の絶対使うな。

かなわんなあ。

素人が現場に土足でズカズカ入ってきて偉そうに。

慈善事業とちがいますねん。 商売やってまんねん。 どうせ売れへんもんに いらん金つかいとないねん。 GMTははっきり言うと企画倒れ。 そやからこうやってテレビつこうて 回収できるところから回収してるねん。 デビューできるだけでもありがたいとせめて 親御さんには思ってもらわんとな。



太巻って緊張したら関西弁になるんですね。

ついに太巻の本音が出ました。




太巻に愛想を尽かした春子は、

アキを辞めさせようと腕を引っ張って連れて行こうとするが、

まだ、皆と一緒にやっていきたいアキは途中でついに

放してと言ってるべ

と言った。



おらはおらなりに頑張ってやってきたんだ。

そんなに簡単にやめられねえ。ゴメン、ゴメン。

ここでみんなとやっていく訳にはいかねえのか。


アキはここで納得した様子。

ここさ来る前からおら、ママの娘だ。




水口さん、今度こそおらやめます。お世話になりました。

おら今日でやめるけどGMTのデビューは取り消さねえでくれ。

おらのせいでみんながデビューできねえのは困る、悲しい。

みんなを見捨てね～でくれ。

みんなを奈落から外に出してけろ。

おらの代わりはなんぼでもいるべ。

とアキは水口に土下座して懇願する。




土下座！！　突然アキが土下座したので驚いてしまった。

土下座の功罪みたいなことがよく言われているのに、

よくもこういうことをさせたなあ、と。

そういえば、春子が「土下座なんかしないでよ。」

と言っていたと思う。

ここからつながっているのだろうけど、

こんな形でアキが土下座をするとは。





水口が太巻のところへ戻ると、

アキの代わりについて話している最中だった。

「急いでアキの代わりを見つけなきゃ」

と言っていた。

水口は、

「天野の代わりはいません」

ときっぱりと。




最後の水口かっこ良かったよ。

アキの代わりは‥‥

水口と同感。




春子は

「負けないからね。まだまだやるからね。」

「ママがあんたをアイドルにしてやるからね。」

「クビにしたこと後悔させてやるからね。」


とアキに言った。アキは嬉しそうだった。




太巻に後悔させるという春子。

明日から春子が社長さんにでもなるんだろうか。

春子ママの、意気込みが見事だ。

タグ：あまちゃん 田口トモロヲ あまちゃん プロダクトA あまちゃん 田口トモロヲ 107回

あまちゃん あらすじ 感想 106回

太巻の『１万枚売れなかったら解散　地元へ帰れ』を

「同情かって、売るパターン」と読んだ春子。


GMTのデビュー曲、『地元に帰ろう』レコーディングの日が来た。


誰よりもその場を仕切っている春子。


一言も言えない状態の水口たち。


もちろんその場にいたレコーディングスタッフたちも


「あれ誰だ？」と春子を見つめるものの


あまりにも手際よく仕切っていくので


手も足も出せず、仕切られっぱなし。


「天野のお母さん、音楽関係者？」と聞かれ


「いえ、スナックのママです。」


と小声で答える水口。



『地元に帰ろう』のレコーディングは順調に進む。



「地元に帰ろう　地元で会おう

　あなたの故郷　私の地元

　地元地元地元に帰ろう

　好きです先輩　覚えていますか

　朝礼で倒れた私に‥♪」




はい、OKです。お疲れ様。



春子はアキにだけダメ出し。



『の』の音程がとれないアキ。


何回歌っても、「わたしのお墓の前で～」の『の』になってしまう。


『の」だけで３０回のやり直し。


「そんな簡単な音もとれないんなら田舎に帰りなさい。」

と手厳しい春子。




レコーディングの様子をアキは夏ばっぱに報告する。


「『の』だけで３０回だよ。厳しすぎるべ。」


「みんな変わりねえか」ときくと、「大事件だ。」と言って


ユイちゃんが海女さんになろうとしているることを聞かされる。


田舎にも高校生海女は頑張っているが、


カリスマがいねえとダメだという話を聞いた


ユイちゃんが飛びついたみたいだ。



ユイちゃんが海女さんをやるって嘘だべ？アキは心配している。


「ユイちゃん、大丈夫か？無理してねえか？」


「多少無理して行かないと変わらないし。


　北高のプールで潜って練習してる。」とユイ。



「ユイちゃんが海女をやるなんて。一番地元を嫌って

　誰よりも都会に憧れていたあのユイちゃんが。

　そして自然が好きで海が好きで地元が好きな

　おらが何故かアイドルやってる。」



レコーディングが終わり、夢が膨らむメンバーたち。


無頼鮨でたくさん食べて盛り上がっている。


太巻に言わせれば、GMTの歌は、普通だ。


よくも悪くもないということだ。


すかさずミズタクが素朴さを前面に出していることを


アピールするが太巻に一蹴されてしまう。


太巻は壇蜜の表紙の週刊誌をめくりながら


「　頭に全然入ってこないんだ。

　ユーザーはそういうのに金、落とさないぜ。

　もっとクレバーだぜ。」


「もう１度彼女たちを呼び戻します。」というミズタクに

「間に合わないよ。今朝、上海に飛ばなければならないんだ。

　今やれることをやらないと。」


と言って、レコーディングの装置の所に向かって行き


着ていたスーツの上着を水口に向かって後ろへ投げた。


太巻マジックというのを使ったらしい。


太巻の使った太巻マジックとは？


頭に入ってこないといった太巻はリズムとかを頭に入るように


変えちゃったんだろうか？


あの頃は何もできなかったが今は色々できるらしいから。


全くGMTらしくない曲になっているのではないだろうか。



太巻マジックで編集されたCDがパパのマンションにいる


春子の元に送られてきた。


そのCDを聴いて驚く春子。


注いでいたコーヒーがこぼれていることにも


全然気が付かなかい。


明日は、春子が太巻のところに乗り込んでいく。


どんな舌戦が繰り広げられるのか。

あまちゃん 薄汚いシンデレラ 石立鉄男 小泉今日子

薄汚いシンデレラは小泉今日子の初主演ドラマで石立鉄男の決め台詞 太巻が使うとは



さて、『あまちゃん』１０５回。


太巻の最初に行ったセリフ「薄汚いシンデレラの娘め！」が昔、
大映の小泉今日子初主演ドラマ『少女に何が起こったか』で
石立鉄男の決め台詞だったことがツイッターで話題になっています。


しかも今日が石立鉄男の誕生日なのでそうです。


これはクドカンの作戦勝ち！　って、いつも勝ってますけどね。


『あまちゃん』で太巻が言ったのは正確には
「この薄汚ねえシンデレラの娘」だと聞こえました。


元々憎々しげだった太巻でしたがついにこんな汚い言葉を
使うのかと思いました。元ネタがあったとの噂です。


いくら奈落に落としても這い上がってくるアキに
復帰を許してしまい、春子ママまで登場しての
フィーバーについに荒巻はこれで奴らも終わり
という秘策を考えたのです。


その秘策は一旦は深夜の歌番組でも出してデビュー
させるが１万枚売れなければ解散させるというもの
です。GMTお揃いのコスチュームも作ってメンバーは
大はしゃぎですが請求は１２万円、まあデビューは
思い出作りだな、春子もデビューはさせてやったし
どうせ売れるわけないだろう　そうやって申し渡せば
春子にしろアキにしろ文句の一つも言えないだろう、
太巻はそう考えているのです。


太巻の発言を水口はあきれて聞いているようでした。


一方大吉さんも春子を追って東京へ出て来ました。
春子を連れて帰ることはできないばかりか、帰り
たいという安部ちゃんを連れて帰ることもできま
せんせんでした。春子を連れて帰ると言って北三
陸を出てきたのに安部ちゃんを連れて帰っては笑
われるからです。切ないですね。


それに安部ちゃんのセリフ「まめぶ汁に都会の人は
不信感を持っている」といったかと思いますが、
本当？と思ってしまいました。不信感？


大吉さんは一人で夜行バスで帰りました。
春子はよりを戻すつもりはないと言いながら
パパンマンションで暮らしている
そんな１０５話でした。


そしてついに水口の口からGMTにデビューが
告げられました。デビューに大喜びのメンバー
ですが水口は最後に太巻の言った解散条件を
伝えていました。


解散を伝えられてGMTはどうするのか、明日の
展開も楽しみです。


薄汚いシンデレラも『少女に何が起こったか』
を知っていればもっと楽しめたことでしょう。
石立鉄男は往年のスター。一定の世代には懐
かしかったことでしょう。


太巻の不気味さが浮き彫りになった『あまちゃん』でした。

タグ：あまちゃん 汚いシンデレラ 薄汚いシンデレラ 石立鉄男 あまちゃん 薄汚いシンデレラ 石立鉄男

あまちゃん 感想 104話

あまちゃん　感想　１０４話


あまちゃん　１０４話７月３０日の感想。


カッコつけている太巻だがアキを徹底的に排除しよう
としているのはアキの隠れた才能を恐れているように思えた。

　
無頼鮨に現れた太巻に春子、鈴鹿ひろ美が詰め寄って
いる。アキはやり取りを見守っているという場面。


春子「有罪なペナルティって何よ？」
鈴鹿「天野さん、何やらかしたの？」

太巻は「私のやり方にたてついた！」

女性二人が
「正論じゃない、ハハハ。」
「太巻さんは守りに入っちゃたんだ。」

という中で太巻は
「娘さんはポンコツだ。GMTにはポンコツと
　ガラクタばかりしかいないんだ。」と。


太巻、よく言うねえ。これって年下の者の才能を恐れている
としか私には見えない。何か理屈を付けなくちゃいけないから
こういう言い方になるのでしょう。太巻、自分にたてつくアキ
が怖いようです。今までアメ女にいなかったでしょう。思った
ことはどんな相手にもしっかり申し立てていくタイプのアキの
ような存在は。だから、アキの才能を本当は気づいて恐れてい
るんだよ、太巻は。


GMTはポンコツとガラクタばかりというのもひどい言い方。
採用しているのは太巻ではないの？


上司と部下で部下のほうが才能があると認めたら上司はどうするのか？
太巻の場合は世間に知られたら大スキャンダルになるネタを部下に
握られていることにもなるから、社会での上下関係や能力の有無よりも
もっと大きなプレッシャーがあるのかもしれない。


アキを解雇するなら女優をやめるという鈴鹿ひろ美に
太巻はあっさりとアキの解雇を撤回すると決定。


また明日から奈落での生活が始まるが今度は
春子ママが奈落で付き添って鍛えるらしい。


奈落にかかっている太巻の写真に「見てろよ」みたいな表情で
時折睨み返していた春子ママ（小泉今日子）が印象深かった。

あまちゃん あらすじ感想 １０１話 ７月１６日

うちにいる限り君はデビューできない、で始まった第１０１話。


「ふたりきりで話す」と言って奥の部屋へ入って行った太巻とアキと水口。

ふたりきりというのに何で３人？マネジャーの水口は許した？

当然何だなんだという感じで透明ガラスの向こうにはGMTのメンバーが
心配そうにくっついて聞いている。

「君のお母さんと過去に色々あったのは事実だ。」と切り出す太巻。
「あっ、そっちじゃあないよ。」
とその方かと思っている二人に釘をさしている。
本当にそっちじゃあないのかと思うが次が面白い。

机の下のカバンに向かって身を低くして探している太巻に
水口はとっさにそばのハンガーを持って身構えた。


「すみません、殺気がひどくて。」
確かに水口には殺気が酷かったことだろう。

太巻が手にしたのは古ぼけたカセットテープだった。

流れてきたのは聞いたことのない「潮騒のメモリー」。


「うわっ、何ですかこれ？！」
「これが鈴鹿ひろ美のオリジナルパート。」

「今は機械でどうにでもなるが当時はなんともできない。」

「俺、絶対音感あるので止めてくれえ。」を身をよじる水口。

水口ってそんな特技があったんだ。


「現在の俺があるのは半分は彼女のお母さんのおかげ、半分は鈴鹿ひろ美のおかげ。」

半分は春子のおかげと思っているんだ。それなのに恩人の子になぜそんなに辛く当たるんだ。
やっぱり何か裏がありそう。

「鈴鹿ひろ美伝説に傷をつけることは俺にはできない。
しかし、びっくりしたな、娘を送り込むとは。」

アキは自分から来たのであって春子が送り込んだのではない、
母は関係ないと反論する。


「じゃあ、別の事務所ではできるね。うちにいる限り
何度這い上がってきても奈落に落とすから。」




寮でGMTメンバーと話す水口。

「デビューは流れたけれどGMTは続ける。
新メンバーも順次補給する。」

「アキがやめるんなら私もやめたい。」
などと。

アキに話し合いには加わらず一人考えていた。

夜
「やっぱりメンバーを続けたい、アイドルになりたい。」
と水口の部屋の扉をノックするアキ。

水口は部屋の扉を開けなかった。

ふと振り向いた先に昔の春子が座っていた。

「私生きているし、時給１０００円でバイトしてるし。
ごめんなさいね。デビューできなくなったんですって。
私のせいで太巻にいじわるされて。かわいそうに。」

「目がぱっちりしてるしめんこいな、かわいいな。」とアキ。
「ブスだもんね。奈落だもんね。」
「ブスなんて言うな。」

これは実際に親子が相手の器量について思っていたことだろうか。
親子でめんこい、ブスだとは！！

昔の春子は「お詫びに歌います」と言った。

その時、鈴鹿御前が現れた。
「あたしの歌、あたしの歌、歌わないで。」と叫んでいる。

台所で春子と鈴鹿御前が追っかけっこしているのがおかしかった。

春子は小走りで走って２階へ消えた。

鈴鹿御前は水口の部屋の扉を叩いて
「手伝いなさいよ。」と叫んだ。

アキが「ふたりともやめて」と叫んだ所で目が覚めた。
夢だったんだ。



夜中に春子から電話が来るのがまた不思議。
こんな寮の環境だったら、アキは事前に夜は電話しないで
と春子に伝えていると思う。

春子は別に用事はないというし。
春子はアキが泣いているのがわかった。

「クビになっちゃった。太巻さんに嫌われて。」
「理由は？」
「わかんねえ。ママのほうがわかるはず。」
「疲れてんのね。」
「もういやだ。ママ、もうそっち帰っていい？」

春子は一言、「ダメよ。」

あまちゃん 動揺もみせず太巻がひどい １００話

あまちゃん　動揺もみせず太巻がひどい　


今日のあまちゃん１００話の見どころ2つ。


一つは物語最後部分にありました。
　ついについにアキが太巻に究極のことを尋ねました。 　それについて動揺もみせず太巻がひどい言葉を返しました。



もう一つは、ついにこらえきれずにアキがストーブさん、
　足立ヒロシに「お母さんを見た」と告げたのです。


今日はGMTのメンバーが岩手の物産展を手伝っている
　ところからスタートしました。

かすり半纏を着ているせいでしょうか
　アキは海女クラブに入った日のことを懐かしく思い出していました。

物産展の合間にアキはストーブさんと原宿へ行きました。
　目指すは春子が若い日に働いていた純喫茶『アイドル』です。


店内には春子から聞いたとおり鈴鹿ひろ美が微笑んでいる
　潮騒のメロディーのCDが飾ってありました。


出て来たマスターの甲斐さんに「天野春子の娘です。」と告げても
　大いに驚いた表情ではあったが、覚えていないのか、リモコンを探していました。


アキは「覚えていないのかなあ」と思い、ヒロシとの話に移った。


ヒロシは
　「会えてよかった。正月はゆっくり出来なかったから。」と切り出し
「お母さんからの連絡は？」と尋ねるアキに
「そのうちに帰って来るんじゃないかな。俺も親父もユイも。待つしかないよ、
　この件は。だから家では言わないことにしているんだ。」
「アキちゃんはちっとも変わらないな。」
「あの寮の雰囲気なんて漁業組合みたいだ。」

同調するアキ。
「水口さんは勉さんみたいだし、安部ちゃんはいろいろ料理を作ってくれるし‥」

ヒロシは
　アキちゃんがいるからだよ。アキちゃんのおかげだよ。
　アキちゃんがいる場所は明るいんだよ。」

「人をまるでストーブみたいに言って！」　

ヒロシは続ける。
　「場所でなくて人なんだよ。前に春子さんに言われたんだけどね。
　田舎が嫌で東京へ出て行ったって成功しない。
　結局場所ではなくて人なのよねえ。」
「自分をしっかり持ってればどこさ行っても大丈夫なんだ。
　奈落だろうが、アメ女だろうが。」

甲斐さんが「お嬢さん、やけに詳しいですね。」
　と急に身を乗り出してきた。


再び「天野春子の娘です。」と告げると今度は思い出した甲斐さんが
　「じぇじぇ～」と驚いた。

「春ちゃん訛ってないのにびっくりした時だけジェジェジェ～って言ったんだ。
　そうかい、GMTなんだ。春ちゃん、娘に夢を託したんだ。そっかそっか。」



そしてストーブさんは北三陸へ帰って行きました。
上野駅前2階の駅前広場です。

ストーブさんとアキが握手している。
　ストーブさんは嬉しそう。アキはまだ言えないでいた。
　自転車を押して奈落へと向かおうとするアキにストーブさんは大声で呼びかけます。

「みんな応援してるから～。しんどくなったら帰ってこいよ～。
　大吉さんが春子さんを待っていたように俺もアキちゃんを待っているから～。」


ここでアキは自転車を止め、言わずにいた思いを伝えました。
「ストーブさん、おら、お母さんと会ったぞ、東京で。男の人と一緒だった。
　黙っててゴメンな。ユイちゃんを傷つけたくなかったんだ。だけど、もう限界だ。
　ごめん、本当にごめん。たぶん帰ってこねえぞ。」

ヒロシは
「ありがとう。聞かなかったことにするわ。」
　と明るく駅へ向かった。


奈落にデビュー曲になる『地元へ帰ろう』のデモテープが届きました。
　最終的に素敵な曲になっていましたが、アキがデビューすることはありませんでした。



有馬めぐの熱愛報道が事前に何の連絡もなしに週刊誌にすっぱ抜かれ、
　表紙を飾ってしまったのです。



レコーディングは中止になり、有馬めぐは卒業ということにさせるということです。



水口は有馬めぐの降板ですむことではないか、売る努力して来なかったじゃないですか、
　せっかくの奈落の子たちのデビューをさせないのかと抗議するも太巻の返事はこうでした。



「まめりんのいないGMTに商品価値はない。ソロデビューできないから有馬めぐと抱き合わせにしてるんだ　よ。商品価値のないGMTに会社は金を出せない。俺が今回の件で全然傷ついていないと思ってるのか！曲も歌も踊りも全部無駄にしてるんだぞ。」
「全部運なんだよ。めぐりんがすっぱ抜かれたのもそれでGMTがデビューできないのも全部運、運なんだ。」




アキが必死で抗議する。
「やりもしねーで、売れねえと。そうやって先延ばしにしてママみたいになって諦めるの　を待ってるんですか。母のせいですか。天野春子の娘だからですか、私が。」


太巻は一言「そうだよ。」と。



太巻言ってしまいましたね。やはり秘密を握っているアキを徹底的に潰そうという考えの　ようです。

デビューすることはなかったと言っているので今回のデビューはなかったのでしょう。
　アキはこの先どうするのでしょうか。
　へこたれないアキですがこれではきついですね。

GMTがデビューできなかったら水口が退職すると言っていたので水口関係から
　デビューできるようになるのかな。

ストーブさんとはいい関係になったようですがこの先のストーブさんとの関係は？
　簡単にストーブさんと北三陸へ帰って結婚してはアイドルを目指すという物語が
　成り立ちません。

明日の物語はどう展開するのか楽しみです。

あまちゃん 鈴鹿ひろ美が太巻との過去を暴露

あまちゃん99回。今回のメインは鈴鹿ひろ美が自身の太巻との過去を暴露。
アキはママがデビューできなかった訳を初めて知る。

奈落で踊っている荒巻のダンスを見た水口。

「すげえ、バラードじゃないんだ。」
「バラードのほうがよかった？」

「あいつらのこと気にかけてくれてありがとうございます」
と語りかける水口に荒巻はあっさりと
「これ、GMTじゃない。勘違いしないで。有馬めぐが奈落に落ちたのを
逆手に取ってしなきゃ、プロデューサー失格でしょう。」

その話を水口から聞いたGMTのメンバーは
やっぱり有馬めぐかとがっかりするが水口は
「なんだよ、なんだよ、知名度を上げるにはチャンスでしょう。
　せっっかくのGMTのチャンスでしょう！」
とGMTのメンバーを鼓舞する。

有馬めぐは彼氏のマンションで暮らすから2階の部屋は
アキに使ってもよいと言う。

と言いながら有馬めぐは奈落に残って居残りしている。

「騙された。あんな事言って油断させて奈落に残って
　居残りするなんて、やっぱりここはすげえ世界だ。」

デビューが決まって太巻は何回も奈落へ来た。
曲も何もないうちにアキたちは踊り続けた。
覚えたり忘れたりしているうちにアキや喜屋武ちゃんや真奈ちゃんは
高校を卒業してしまった。

安部ちゃんの移動販売車にストーブさんが登場。
アキは「足立ヒロシさんです」と紹介。
ヒロシは「足立ストーブ、ヒロシです。」と自己紹介。
アッハッハッハ。
「黙っとったらカッコよかったのに。」とGMTのメンバー。

種市が顔を出す。
びっくりするヒロシ。
「ここで板前の見習いをしてるから。」
「聞いてなかったなあ。言ってよ～。」とヒロシ。

ヒロシは
「近いなあ！近くにいるでしょ。」
と言って種市やGMTの練習場所などの位置を確認している。

実は私もこんなに近い距離にみんながいた事に初めて気がついて驚いた。

「天野、鈴鹿さんから様子を見て来いと言われた。」と種市。

場所は無頼鮨。
鈴鹿ひろ美「ごめんね。くにから若い衆が出て来ているのに。」
「天野さん、隅に置けないわね。三角関係でしょ。」
「種市先輩にはふられました。」
「それにGMTでは恋愛ご法度ですし。」とアキ。
「バレなきゃ平気よ。みんなお盛んよ。合コンのために
　仕事しているようなもんよ。ちゃんちゃらおかしい、そんな言い訳。」
「通用するのよ。それが芸能界よ。」

ついに鈴鹿ひろ美は
「太巻さんが恋愛ご法度にこだわる理由を教えてあげようか。」
と言ってきた。
慌てて扉を閉めまくるアキ。

「大丈夫よ。割りに有名な話だから。」と鈴鹿ひろ美。

「若いころ太巻と付き合っていたのよ。デビュー間もない頃、まだ大きなプロダクションに所属していて彼は下っ端のマネージャーだったけど、あっという間にチーフに昇格して。その頃、あたしの方から交際を申し込んだのよ。事務所も公認だったのよ。その頃あたしは歌などさっさとやめて‥‥。元々彼は音楽畑だったけど、私が独立したいと言ったのよ。ずいぶん迷ったみたいよ、彼。目をかけていたアイドル歌手の子もいたみたいよ。」

アキはそれこそがママだと聞いていて思った。

「いつだったかな？」

鈴鹿ひろ美の脳裏に小渕首相が平成と年号を掲げているテレビ場面が浮かんでくる。

「平成元年だわ。」

「ママだ。間違いねえ。」とアキは確信した。

「その子は結局デビューできなかったみたい。厚かましい女よねえ。
　そんなの私が許可するまでもない。聞くまでもなく私が許可するわけないわよね。」

「違う。ママには歌う権利があったんです。」と思いながら聞くアキ。

「だから私に変わって太巻がNOを出したわけ。
　結局は運よね。運がなかったのよ、その子は。」


「でも彼、ずーっと恋愛なんかっていう個人的な感情に流されて有望なアイドルの卵を潰しちゃった、そういう自戒の念を込めて恋愛ご法度にしているのではないの？憶測だけど。」


「聞きたくなかったでしょ。」と尋ねる鈴鹿ひろ美に
「聞けてよかったです。」と返事をしたアキだがわからなくなってきた。


太巻さんと鈴鹿さんが昔付き合っていた。そのせいでママはデビューできなかった。
ママはアイドルを諦めてパパと結婚した。その子が今鈴鹿ひろみの付き人をしている。
これでいいのか。今はもう何もかもわかんねえ。